1.CSRは企業と社会の持続的な相乗発展に役立つ。

CSRは社会の持続可能な発展とともに、企業の持続的な価値創造や競争力向上にも結びつきます。その意味で、企業活動の経済的側面と社会的側面は「主」と「従」の関係ではなく、両者は一体のものとして考えられます。

2.CSRは事業の中核に位置付けるべき「投資」である。

CSRは、事業の中核に位置付けるべき取り組みであり、企業の持続的発展に向けた「投資」です。

3.CSRは自主的な取り組みである。


企業のCSRの本質は上記の3点だと思います。
しかしながら、今年に入り、この景気の悪化により大手企業の経営が急激に下がる中ではCSR(社会的責任)が最初に企業理念から外される現状でもあります。では、景気に左右されないCSR(社会的責任)とは何か。

上記の話はあくまで大手企業のことですが、私たち中小企業ができるCSR(社会的責任)とは。
例えば、環境問題。私たちが考えれる環境問題はすごく難しくなります。
オルタナは建築のプロの集団です。しかしながら家が1軒建つ事で環境破壊につながるという現状でもあります。森林を削り、二酸化炭素を排出し、地球が呼吸できなくしている建築業界。もちろん、環境に配慮した材料もたくさんありますが、それではおいつかない問題もたくさん抱えています。私たち建築のプロである限り、この問題にもっと、もっと取り組んでいかなければならないと思っています。

今までの話は商売としての事。では小さな企業が他にできるCSR(社会的責任)。
私は地域への還元・貢献だと考えます。昔の近江商人のことばで「売り手よし、買い手よし、世間よし」これが小さな企業のCSRの発端だと思います。簡潔に言えば、社会のルールは必ず守り、人様に迷惑をかけず、そして儲けた利益の一部は必ず地域に還元をするというもの。すなわち、社会との共生を意味するものだと考えます。
私たちは昨年のクリスマスに桃山台駅西側の公園内でMOMOキャンドルナイトというものを行いました。これは私の兄の発案ではありますが、私たちが商売をさせていただいているこの地域にクリスマスだけでも心が温まる灯りを灯そうと企画しました。
グラス・ペットボトルを地域の方から提供していただき、近隣の幼稚園の園児に絵を描いてもらい、それをキャンドルにして、私たちがデザインしたクリスマスツリーを造って、3000個のキャンドルを灯しました。
参加してくださった方、見に来てくれた方、200人以上の方にアンケートを書いていただきました。素晴らしいコメントばかりで、来年も必ずやろうと心に決める事ができました。私はこのMOMOキャンドルナイトを通じてたくさんの事を学びました。
このことが企業のCSR(社会的責任)につながるかは正直、わからなところもあります。しかし地域の人たちの心に希望であったり勇気を感じてもらえたらと思います。

最初に戻りますが、大手企業が景気に左右されないCSR(社会的責任)は何か。大手企業には日本の経済を守っていくという担いがあると思います。大手企業にすべてを押し付けるのではなく、小さな企業が地域のために還元・貢献するのも大事なわたしたちの担いであると考えております。
私たちオルタナはこれからも小さな企業ができるCSR(社会的責任)を実行していきたいと思います。
CSR+のこの+(プラス)はCSR(社会的責任)を実行しながらその付加価値を生み出したいという意味でプラスをつけました。
・障害者施設(障害者が働いている工場等)への協力
・団塊の世代の方への協力
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